新型コロナ武漢研究所流出 濃厚について
新型コロナウイルスが中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性があるという「武漢研究所流出説」は、2020年から世界中で議論されてきました。WHO（世界保健機関）は2021年3月、研究所からの流出は「極めて可能性が低い」と結論づけたものの、多くの専門家がこの結論に納得しておらず、議論は現在も続いています。
武漢研究所流出説の濃厚さについて、以下に具体的な論点とその評価をまとめます。
1. 武漢研究所の存在
武漢ウイルス研究所は、中国で最も権威のあるウイルス研究機関の一つであり、SARSやMERSなどのコロナウイルスの研究を行っていました。2019年12月、武漢で新型コロナウイルスの感染が初めて報告されました。このことから、武漢研究所が新型コロナウイルスの研究を行っていたことは、研究所流出説の濃厚さを示す重要な要素となります。
2. 研究所の安全管理
武漢ウイルス研究所は、国際的に認められたウイルス研究機関であるにもかかわらず、安全管理に問題があったという指摘があります。2019年秋には、研究所の研究者が重度の肺炎を発症したという情報が報道されました。また、2020年1月には、研究所の職員がウイルスを持ち出した疑いがあるとの報道もされました。
3. 新型コロナウイルスの遺伝子配列
新型コロナウイルスの遺伝子配列は、コウモリ由来のコロナウイルスと96%の類似性があります。しかし、新型コロナウイルスの遺伝子配列には、コウモリ由来のコロナウイルスには存在しない特徴があります。これらの特徴は、研究所で行われたウイルスの改変によって生じた可能性があるという指摘があります。
4. 新型コロナウイルスの発生時期
新型コロナウイルスの発生時期について、中国政府は2019年12月初旬と発表しています。しかし、2019年11月に、武漢で新型コロナウイルスの感染者がいたという証拠が見つかったという指摘があります。このことから、新型コロナウイルスの発生時期は、中国政府の発表よりも早かった可能性があるという指摘があります。
5. 中国政府の対応
新型コロナウイルスの発生当初、中国政府は情報の公開を遅らせ、国際的な協力を拒否するなど、非透明な対応をとりました。このことから、中国政府が何かを隠しているのではないかとの疑念が広がりました。
これらの論点を踏まえると、武漢研究所流出説は、濃厚であると言えます。しかし、直接的な証拠がないため、確実に言えるわけではありません。今後も、さらなる調査が必要となります。
武漢研究所流出説の可能性
武漢研究所流出説の可能性について、科学者の間でも意見が分かれています。一部の科学者は、研究所流出説は最も可能性の高い仮説であると主張しています。また、他の科学者は、研究所流出説は十分に検討されていない可能性があり、他の仮説も検討すべきだと主張しています。
武漢研究所流出説の意味
武漢研究所流出説が正しい場合、新型コロナウイルスの発生は、人為的な要因によるものであったことになります。これは、新型コロナウイルスの発生を防ぐための対策を検討する上で、重要な意味を持ちます。
今後も、武漢研究所流出説の検証は続くでしょう。この説が正しいかどうかが明らかになれば、世界の感染症対策に大きな影響を与えることになるでしょう。
さらに新しい事実が刻々と出ている中国、
今年に入ってからも米ウオール・ストリート・ジャーナルや、英「サンデータイムズ」(イギリスの日刊紙「タイムズ」の週末版)などで次々に報じられた。 サンデータイムズによれば、遅くとも2017年から中国軍事医学科学院と共同で秘密裡にコロナウイルス研究を実施していた武漢ウイルス研究所は、アメリカの非営利団体「エコヘルス・アライアンス」を介して65万ドルもの米連邦資金を得ていたという(なお、米国政府は7月17日、武漢ウイルス研究所の米連邦資金へのアクセスを停止する決定を行った)。 しかし、この8月、さらに衝撃的な事実が明らかになった。 カリフォルニア州フレズノ郡リードレー市にある中国系企業プレステージ・バイオテック社が運営する研究施設から、新型コロナウイルスを含む20種類以上の病原体が見つかったのだ。
トランプ前大統領は、今年3月「中国にパンデミックの責任をとらせる」という2020年の大統領選の公約を再び持ち出している。補償金の総額は60兆ドル、中国の国内総生産(GDP)の4倍近くに相当する。
出典
https://news.yahoo.co.jp/articles/418b8742b040347e7fb357aba641f6fcce8fcf27?page=1
この記事にあるように
新型コロナ武漢研究所流出 は濃厚になってきた
習近平は逃げ切れるのだろうか？
