本日でお盆休みも終了。
昨夜は台風の影響でかなり雨が降って目が覚めた。
どうも日本海側に出ていくようである。
朝気温はそう暑くない。
さて庭
アサガオは生命力があるね。
雨に濡れたキンシバイ
ここのところずっと咲いている。
気象庁天気図
台風8号は低気圧になったのだね
`
時間を感じる器官について
時間は私たちの生活に欠かせない要素ですが、どのようにして時間を感じているのでしょうか？時間を感じる器官はどこにあるのでしょうか？この記事では、時間を感じる器官とその働きについて解説します。
時間を感じる器官とは
時間を感じる器官とは、一般的には「生体時計」と呼ばれるものです。生体時計とは、体内にある様々な細胞や組織が、一定の周期で活動することで、時間を測るシステムのことです。生体時計は、外部からの光や温度などの刺激によって調節されますが、それらの刺激がなくても、自律的に周期を保ちます。生体時計は、睡眠や食欲、ホルモン分泌などの生理的なリズムだけでなく、記憶や学習、情動などの認知的なリズムにも影響を与えます。
生体時計の中枢となる器官は、脳の中にある「視交叉上核」という部位です。視交叉上核は、目から入ってくる光の情報を受け取り、それに応じて生体時計の周期を調整します。視交叉上核からは、神経伝達物質やホルモンなどの信号が送られ、体内の他の細胞や組織にも生体時計の周期を伝えます。
時間を感じる器官の働き
時間を感じる器官の働きは、主に以下の二つに分けられます。
- 時間同期：外部からの刺激に合わせて、生体時計の周期を調整することです。例えば、朝日が昇ると目が覚めたり、夜になると眠くなったりするのは、光によって生体時計が同期されているからです。時間同期は、季節や気候、社会的な環境などに適応するために重要です。
- 時間推定：外部からの刺激がなくても、自分がどれくらいの時間が経過したかを推定することです。例えば、目覚まし時計が鳴らなくても起きられたり、料理のタイマーがセットされていなくても焦げ付かせなかったりするのは、時間推定ができているからです。時間推定は、計画や判断、行動制御などに必要です。
時間を感じる器官の障害
時間を感じる器官が正常に働かないと、様々な障害が起こります。以下はその一例です。
- 時差ぼけ：時差ぼけとは、旅行や出張などで異なる時間帯に移動したときに起こる障害です。生体時計が新しい時間帯に同期するまでの間、睡眠障害や倦怠感、消化不良などの症状が現れます。
- ジェットラグ：ジェットラグとは、航空機で高速で移動したときに起こる障害です。時差ぼけと似ていますが、ジェットラグは移動速度が速いために、生体時計が同期するのにより時間がかかります。ジェットラグは、方向性や性別、年齢などによって個人差があります。
- 季節性情動障害：季節性情動障害とは、季節によって気分が変わる障害です。特に冬季に起こりやすく、うつ状態や無気力、過食などの症状が現れます。季節性情動障害は、日照時間や気温などの環境要因が生体時計に影響を与えることが原因と考えられています。
- アルツハイマー病：アルツハイマー病とは、脳の神経細胞が死滅することで起こる認知症の一種です。アルツハイマー病では、記憶障害や判断力の低下などの症状が現れますが、それと同時に生体時計も乱れます。アルツハイマー病では、視交叉上核の神経細胞も死滅することで、光の情報を受け取れなくなります。そのため、昼夜逆転や不眠などの睡眠障害が起こります。
時間を感じる器官のトレーニング
時間を感じる器官は、トレーニングすることで改善する可能性があります。以下はその一例です。
- 定期的な生活リズムを保つ：生活リズムを一定に保つことで、生体時計を安定させることができます。特に睡眠時間や食事時間は重要です。睡眠不足や過剰な睡眠は生体時計を乱す原因になります。また、食事内容も影響します。カフェインやアルコールなどは生体時計を遅らせる効果があります。
- 光を利用する：光は生体時計の最も強力な同期因子です。朝日を浴びることで、生体時計を早めることができます。逆に、夜間に強い光を見ることは避けるべきです。スマートフォンやパソコンなどの画面から発せられる青色光は特に注意が必要です。
- 時間推定能力を鍛える：時間推定能力は、様々な方法で鍛えることができます。例えば、目覚まし時計やタイマーを使わずに自分で時間を管理することや、音楽やゲームなどの娯楽を制限することなどです。また、時間感覚に関する問題やゲームも有効です。
まとめ
時間を感じる器官は、生体時計と呼ばれるシステムです。生体時計は、外部からの刺激によって同期されたり、自律的に推定したりすることで、時間を測ります。生体時計は、私たちの身体的な健康だけでなく、精神的な幸福にも関係しています。
