鏡のウロコ水垢の取り方について
鏡に付いたウロコ水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、石鹸カスや皮脂などと結合して固まったものです。このウロコ水垢は、アルカリ性のため、反対の性質である酸性の洗剤を使うことで簡単に落とすことができます。
また、研磨作用のある重曹や歯磨き粉を使うのも効果的です。
用意するもの
クエン酸やお酢は、酸性洗剤としてウロコ水垢を落とすのに効果的です。
クエン酸を使った方法
お酢を使った方法
重曹を使ったウロコ水垢の取り方
重曹には、研磨作用があるので、頑固なウロコ水垢にも効果的です。
歯磨き粉を使ったウロコ水垢の取り方
歯磨き粉には、研磨剤が含まれているので、ウロコ水垢を落とすのに効果的です。
- 鏡のウロコ水垢の部分に、歯磨き粉を塗ります。
- スポンジで歯磨き粉を馴染ませます。
- スポンジでウロコ水垢をこすり落とします。
- 水で洗い流し、マイクロファイバークロスで拭き取ります。
ウロコ水垢の取り方のコツ
- ウロコ水垢が付いたまま放置すると、固まって落としにくくなるので、こまめに掃除しましょう。
- ウロコ水垢がひどい場合は、クエン酸やお酢を数時間置いてから洗い流すと、効果的です。
- 重曹や歯磨き粉を使う場合は、スポンジに直接付けると、こびりついたウロコ水垢を落とすのに効果的です。
- ウロコ水垢を落とした後は、水で洗い流して、マイクロファイバークロスで拭き取ります。
ウロコ水垢の予防
ウロコ水垢を予防するには、次のようなことに気をつけましょう。
- シャワーの浴び終わりに、鏡を水で洗い流す。
- 鏡に水滴が付いたまま放置しない。
- 石鹸カスが付かないように、鏡を拭く前に水気を拭き取る。
- 鏡に皮脂が付かないように、化粧水や乳液などをつけた後は、ティッシュなどで拭き取る。
ウロコ水垢は、酸性の洗剤や研磨剤を使って簡単に落とすことができます。また、こまめな掃除や予防をすることで、ウロコ水垢を付きにくくすることもできます。
ウロコ水垢は酸性かアルカリ性か
ウロコ水垢はアルカリ性です。水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、石鹸カスや皮脂などと結合して固まったものがウロコ水垢ですが、これらのミネラル分はアルカリ性です。
酸性とアルカリ性は、水素イオン濃度(pH)によって決まります。pHが7より小さい場合は酸性、7より大きい場合はアルカリ性です。水道水のpHは、一般的に7.0~8.0程度で、アルカリ性です。
ウロコ水垢を落とすためには、アルカリ性と反対の性質である酸性を使うと効果的です。クエン酸やお酢などの酸性の洗剤を使うと、ウロコ水垢を溶かして落とすことができます。
また、研磨作用のある重曹や歯磨き粉を使うのも効果的です。重曹や歯磨き粉には、アルカリ性のものもありますが、一般的には中性または弱アルカリ性です。研磨作用によって、ウロコ水垢をこすり落とすことができます。
アルカリ性を酸性で取るという事。
アルカリ性に対して酸性で汚れを取ることができます。
酸性とアルカリ性は、水素イオン濃度(pH)によって決まります。pHが7より小さい場合は酸性、7より大きい場合はアルカリ性です。
酸性とアルカリ性は、中和反応によって反対の性質に変化する性質があります。中和反応とは、酸とアルカリが反応して、水と塩を生成する反応です。
ウロコ水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、石鹸カスや皮脂などと結合して固まったものです。これらのミネラル分はアルカリ性です。
酸性の洗剤を使うと、ウロコ水垢のアルカリ性と中和反応して、水と塩に分解されます。水と塩はどちらも中性なので、ウロコ水垢は中和されて、落としやすくなります。
研磨作用のある重曹や歯磨き粉を使うのも、ウロコ水垢を落とすのに効果的です。重曹や歯磨き粉には、アルカリ性のものもありますが、一般的には中性または弱アルカリ性です。研磨作用によって、ウロコ水垢をこすり落とすことができます。
ただし、酸性の洗剤を使う場合は、素材によっては変色や傷が付く可能性があるので注意が必要です。また、ゴム手袋やゴーグルなどの保護具を着用して、肌や目への刺激を防ぎましょう。