運転中に鳩がいたら止まらないとどうなる?

運転時に鳩がいたら止まらなければならないについて

1. 法律上の義務

道路交通法第44条第1項では、車両等の運転者は、道路上の障害物を避けるために必要な措置をとらなければならないと定められています。この障害物には、動物も含まれます。したがって、運転中に鳩が道路上に飛び出してきた場合、それを避けるために必要な措置をとらなければならないことになります。

この措置には、減速、停止、方向転換などが考えられます。具体的には、鳩の飛び出しを予測して減速し、鳩が安全に道路から離れることができるようにする、あるいは鳩が道路上に飛び出してきた場合は、鳩を避けるために停止する、または方向転換するなどの措置をとらなければなりません。

2. 道交法違反となる場合

上記の措置を怠った場合、道路交通法違反となる可能性があります。道路交通法第44条第2項では、車両等の運転者が、前項の規定による措置をとらなかったことにより、当該車両等が当該障害物に衝突し、人身障害を負わせた場合は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

また、道路交通法第72条第1項では、車両等の運転者が、当該車両等の運転により、道路上の動物を死傷させた場合は、5万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

3. 動物愛護法上の義務

動物愛護法第24条第1項では、動物の所有者その他の動物を占有する者は、当該動物を適正に飼養し、又は管理しなければならないと定められています。この義務には、動物の生命を保護する義務も含まれます。

したがって、運転中に鳩をひいてしまった場合、その鳩を治療し、回復に努めなければなりません。もし、鳩をひいてしまった後に放置した場合、動物愛護法違反となる可能性があります。

4. 安全上の配慮

鳩を避けるために急ブレーキをかけたり、急ハンドルを切ったりすると、後続車や対向車との衝突や、自車の転倒など、重大な事故につながる可能性があります。そのため、鳩を避ける際は、周囲の状況に十分注意し、安全を確保した上で措置をとることが重要です。

5. 鳩の飛び出しを予防する方法

鳩の飛び出しを予防するためには、以下のことに注意しましょう。

  • 鳩の飛び出しが多い場所を把握する。
  • 鳩の飛び出しを招くような、ゴミや餌を放置しない。
  • 鳩の飛び出しに注意しながら運転する。

 

6.もし鳩をひいて死なせた場合の処置

運転中に鳩をひき、死なせた場合の処置は、以下のとおりです。

  1. 安全を確保した上で、車を路肩に停車させる。
  2. 周囲の状況に注意しながら、鳩の遺体を道路から撤去する。
  3. 鳩の遺体を、適切に処分する。

安全を確保した上で、車を路肩に停車させる

鳩をひいた後、そのまま走行を続けると、後続車や対向車との衝突や、自車の転倒など、重大な事故につながる可能性があります。そのため、まずは安全を確保した上で、車を路肩に停車させましょう。

周囲の状況に注意しながら、鳩の遺体を道路から撤去する

鳩の遺体をそのまま道路に放置すると、他の車両の運転を妨げたり、交通事故を引き起こす原因になる可能性があります。そのため、周囲の状況に注意しながら、鳩の遺体を道路から撤去しましょう。

鳩の遺体を、適切に処分する

鳩の遺体は、そのままゴミとして捨てるのではなく、適切に処分する必要があります。一般的には、自治体の指定する方法に従って処分するのがよいでしょう。

具体的には、以下の方法があります。

  • 自治体の指定するゴミ収集日に、一般ごみとして出す。
  • 自治体の指定する指定ごみ処理施設に持ち込む。
  • ペット霊園などに委託する。

その他、注意すべき点

鳩をひいた場合、以下の点にも注意しましょう。

  • 警察への届出

鳩をひいた場合は、警察への届出が必要です。ただし、鳩の死骸が残っていない場合は、届出の必要はありません。

  • 保険会社への連絡

車両保険に加入している場合は、保険会社への連絡が必要です。保険会社によっては、鳩の死骸を保管しておくように指示される場合があります。

  • 精神的ショック

鳩をひいてしまった場合、精神的なショックを受ける人も少なくありません。必要に応じて、専門家のサポートを受けるようにしましょう。

運転中に鳩をひき、死なせた場合、まずは安全を確保した上で、車を路肩に停車させましょう。その後、周囲の状況に注意しながら、鳩の遺体を道路から撤去し、適切に処分します。また、警察への届出や、保険会社への連絡も必要です。

 

7.まとめ

運転中に鳩がいたら、それを避けるために必要な措置をとらなければなりません。この措置を怠った場合、道路交通法違反や動物愛護法違反となる可能性があります。また、安全上の配慮も忘れずに行いましょう。

参考文献