スタッドレスタイヤは中古でもOK?安全性や選び方のポイントを解説

スタッドレスタイヤは中古でもOKについて

 

スタッドレスタイヤは中古でもOK?

冬の雪道を安全に走行するためには、スタッドレスタイヤの装着が必須です。しかし、スタッドレスタイヤは新品だと高価なため、中古品を購入する人も少なくありません。

そこで、今回はスタッドレスタイヤの中古品について、メリットとデメリット、選び方のポイントなどを解説します。

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶメリット

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶメリットは、大きく分けて以下の3つです。

  • 価格が安い

スタッドレスタイヤの新品は、1本あたり3万円〜5万円程度の価格が一般的です。一方、中古品は、1本あたり1万円〜2万円程度で購入できる場合もあります。

  • 在庫が豊富

スタッドレスタイヤは、シーズンになると需要が高まります。そのため、新品は売り切れてしまうことも少なくありません。一方、中古品は、シーズンオフになると在庫が豊富になります。

  • デザインや性能の選択肢が広い

新品は、メーカーや車種、サイズなどによって、選択肢が限られる場合があります。一方、中古品は、さまざまなメーカーや車種、サイズから選択できます。そのため、デザインや性能の好みに合わせて選ぶことができます。

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶデメリット

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶデメリットは、大きく分けて以下の2つです。

  • 性能が劣化している可能性がある

スタッドレスタイヤは、使用とともにゴムが硬化したり、溝が浅くなったりして性能が劣化していきます。そのため、中古品は、新品に比べて性能が劣化している可能性があります。

  • 安全性に不安が残る

スタッドレスタイヤの性能が劣化すると、雪道での走行が危険になる可能性があります。そのため、中古品を購入する際は、性能や安全性に十分に注意する必要があります。

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶ際の注意点

スタッドレスタイヤの中古品を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 製造年式

製造年式が新しいほど、性能が劣化しにくい傾向があります。そのため、製造年式は、できるだけ新しいものを選びましょう。

  • 残り溝の深さ

残り溝の深さが浅いと、雪道でのグリップ力が低下します。そのため、残り溝の深さは、60%以上あるものを選びましょう。

  • ひび割れや変形の有無

ひび割れや変形があるタイヤは、安全に使用できない可能性があります。そのため、タイヤの表面にひび割れや変形がないか、よく確認しましょう。

  • タイヤのサイズ

タイヤのサイズは、車に合ったものを選びましょう。サイズが合っていないと、車の安定性が損なわれ、事故につながる可能性があります。

スタッドレスタイヤの中古品は、新品に比べて安価で、デザインや性能の選択肢も豊富です。しかし、性能が劣化している可能性があるため、購入する際は、十分に注意する必要があります。

以下に、スタッドレスタイヤの中古品を購入する際のチェックリストをまとめました。

  • 製造年式:できるだけ新しいものを選ぶ
  • 残り溝の深さ:60%以上あるものを選ぶ
  • ひび割れや変形の有無:ないかよく確認する
  • タイヤのサイズ:車に合ったものを選ぶ

このチェックリストを参考にして、安全で安心なスタッドレスタイヤの中古品を見つけてください。

スタッドレスタイヤの中古価格の相場

 

スタッドレスタイヤの中古価格の相場は、以下のとおりです。

  • 1本あたりの価格

1本あたりの価格は、メーカーやサイズ、製造年式、残り溝の深さなどによって異なります。一般的には、1万円〜2万円程度で購入できます。

  • 4本セットの価格

4本セットの価格は、1本あたりの価格の2倍程度が相場です。そのため、4本セットで2万円〜4万円程度で購入できます。

メーカーごとの相場

メーカーごとの相場は、以下のとおりです。

メーカー 1本あたりの価格 4本セットの価格
ブリヂストン 1万円〜2万円 2万円〜4万円
ヨコハマタイヤ 1万円〜2万円 2万円〜4万円
ダンロップ 1万円〜2万円 2万円〜4万円
トーヨータイヤ 1万円〜2万円 2万円〜4万円
グッドイヤー 1万円〜2万円 2万円〜4万円
ミシュラン 1万円〜3万円 2万円〜6万円

製造年式ごとの相場

製造年式ごとの相場は、以下のとおりです。

製造年式 1本あたりの価格 4本セットの価格
2023年 1万円〜2万円 2万円〜4万円
2022年 1万円〜1.5万円 2万円〜3万円
2021年 8,000円〜1万円 16,000円〜2万円
2020年以前 6,000円〜8,000円 12,000円〜16,000円

残り溝の深さごとの相場

残り溝の深さごとの相場は、以下のとおりです。

残り溝の深さ 1本あたりの価格 4本セットの価格
80%以上 1万円〜2万円 2万円〜4万円
60%〜80% 8,000円〜1万円 16,000円〜2万円
40%〜60% 6,000円〜8,000円 12,000円〜16,000円
40%未満 4,000円〜6,000円 8,000円〜12,000円

購入する際の注意点

スタッドレスタイヤの中古品を購入する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 製造年式

製造年式が新しいほど、性能が劣化しにくい傾向があります。そのため、製造年式は、できるだけ新しいものを選びましょう。

  • 残り溝の深さ

残り溝の深さが浅いと、雪道でのグリップ力が低下します。そのため、残り溝の深さは、60%以上あるものを選びましょう。

  • ひび割れや変形の有無

ひび割れや変形があるタイヤは、安全に使用できない可能性があります。そのため、タイヤの表面にひび割れや変形がないか、よく確認しましょう。

  • タイヤのサイズ

タイヤのサイズは、車に合ったものを選びましょう。サイズが合っていないと、車の安定性が損なわれ、事故につながる可能性があります。

まとめ

スタッドレスタイヤの中古品は、新品に比べて安価で、デザインや性能の選択肢も豊富です。しかし、性能が劣化している可能性があるため、購入する際は、十分に注意する必要があります。