テレビ録画用スティック型SSDの選び方とおすすめ製品

テレビ録画用スティック型SSDについて

テレビ録画用スティック型SSDとは

テレビ録画用スティック型SSDとは、テレビの録画用ストレージとして使用できるスティック型のSSDです。USBメモリーのようなサイズで、テレビ背面の録画用USB端子に直接挿すだけで、すぐにテレビ録画が始められます。

従来のテレビ録画用ストレージは、HDD（ハードディスクドライブ）が主流でした。HDDは容量が大きく、価格が安いというメリットがありますが、読み書き速度が遅く、録画や再生時の動作がもたつくことがありました。

一方、SSDはHDDに比べて読み書き速度が速く、録画や再生時の動作がスムーズです。また、HDDに比べて振動や衝撃に強く、故障のリスクが低いというメリットもあります。

これらのメリットから、テレビ録画用ストレージとしてSSDの人気が高まっています。

テレビ録画用スティック型SSDのメリット

テレビ録画用スティック型SSDのメリットは、主に以下の3つです。

コンパクトで設置しやすい

USBメモリーのようなサイズで、テレビ背面の録画用USB端子に直接挿すだけで使用できます。そのため、テレビの背面にスペースが少ない場合でも、簡単に設置できます。

高速な読み書き速度

HDDに比べて読み書き速度が速いため、録画や再生時の動作がスムーズです。また、録画番組の切り替えも素早くできます。

低騒音で振動に強い

HDDは駆動部品があるため、動作時に音や振動が発生します。一方、SSDは駆動部品がないため、動作音や振動が発生しません。そのため、夜間や静かな場所でも、テレビ録画を快適に楽しめます。

テレビ録画用スティック型SSDのデメリット

テレビ録画用スティック型SSDのデメリットは、主に以下の2つです。

容量が少ない

HDDに比べて容量が少ないため、長時間の録画や、複数の番組の録画には不向きです。

価格が高い

HDDに比べて価格が高い傾向にあります。

テレビ録画用スティック型SSDの選び方

テレビ録画用スティック型SSDを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

容量

録画する番組の種類や量に合わせて、適切な容量を選びましょう。

読み書き速度

読み書き速度は、録画や再生時の動作に大きく影響します。できるだけ高速な読み書き速度の製品を選びましょう。

接続規格

テレビの録画用USB端子の規格に対応した製品を選びましょう。

テレビ録画用スティック型SSDのおすすめ製品

テレビ録画用スティック型SSDのおすすめ製品をいくつか紹介します。

IODATA SSPS-US1GRE

読み書き速度は最大1,000MB/秒と高速で、録画や再生時の動作がスムーズです。また、容量は1TBと十分な大きさです。

出典

https://www.iodata.jp/lib/product/s/7603.htm

BUFFALO SSD-PGM2.5U3-1T

読み書き速度は最大950MB/秒と高速で、録画や再生時の動作が快適です。また、容量は1TBと十分な大きさです。

SANDISK Extreme Portable SSD

読み書き速度は最大1,050MB/秒と高速で、録画や再生時の動作がスムーズです。また、容量は500GB、1TB、2TB、4TB、5TB、10TBと豊富なラインナップがあります。

テレビ録画用スティック型SSDの価格はまだ高値のままなのでしょうか？

2023年11月現在、テレビ録画用スティック型SSDの価格は、容量やスペックによって異なりますが、一般的にHDDに比べて高額です。

例えば、1TBの容量のテレビ録画用スティック型SSDの価格は、平均で1万円前後です。一方、1TBの容量のHDDの価格は、平均で5,000円前後です。つまり、テレビ録画用スティック型SSDは、HDDの2倍程度の価格となります。

テレビ録画用スティック型SSDの価格が、HDDに比べて高額である理由は、以下の2つが考えられます。

SSDの製造コストが高い

SSDは、HDDに比べて製造コストが高いため、製品価格も高くなります。

テレビ録画用に特化した機能や性能を備えている

テレビ録画用スティック型SSDは、テレビ録画に特化した機能や性能を備えているため、それらを開発・製造するコストがかかると考えられます。

今後、SSDの製造コストが下がったり、テレビ録画用スティック型SSDの需要が拡大したりすることで、価格が下がる可能性があります。しかし、現時点では、テレビ録画用スティック型SSDの価格は、HDDに比べて高額であると言えます。

ただし、テレビ録画用スティック型SSDには、HDDにはないメリットもあります。例えば、高速な読み書き速度により、録画や再生時の動作がスムーズになり、録画番組の切り替えも素早くできます。また、振動や衝撃に強いため、故障のリスクが低いというメリットもあります。

これらのメリットを重視するユーザーにとっては、テレビ録画用スティック型SSDは、HDDに代わる選択肢として魅力的と言えるでしょう。

まとめ

テレビ録画用スティック型SSDは、コンパクトで設置しやすい、高速な読み書き速度、低騒音で振動に強いといったメリットがあります。HDDに比べて容量が少ない、価格が高いといったデメリットはありますが、テレビ録画用ストレージとして、使い勝手の良い製品です。