高市早苗氏、勉強会発足で総裁選出馬へ? 現職閣僚の政治活動に批判

高市早苗経済安全保障担当相が勉強会発足だめだについて

2023年11月15日、高市早苗経済安全保障担当相は、自民党内に自ら主宰する勉強会を発足させた。勉強会の名称は「『日本のチカラ』研究会」とし、高市氏が会長に就く見通し。


この勉強会発足について、賛否両論の声が上がっている。賛成する側からは、高市氏が経済安全保障に関する政策を磨くとともに、支持基盤を固める狙いがあるとの指摘がある。また、勉強会を通じて、経済安全保障に関する議論を活性化させる効果も期待されている。

一方、反対する側からは、高市氏が現職閣僚でありながら、党内の派閥活動や総裁選への出馬を意識した動きであるとの批判がある。また、勉強会が政局に介入するような活動を行うのではないかとの懸念も指摘されている。

高市氏の勉強会発足について、以下の理由から「だめだ」と考える。

第一に、現職閣僚による党内派閥活動や総裁選への出馬は、政治倫理上問題がある

現職閣僚は、国民の信託を受けて国政を担っている立場にある。そのため、党内派閥活動や総裁選への出馬など、個人的な政治活動を行うことは、政治倫理上問題があると言える。

高市氏は、経済安全保障担当相として、重要政策の推進を担っている。しかし、勉強会発足により、高市氏は党内派閥活動や総裁選への出馬に時間を割かざるを得なくなる。その結果、経済安全保障担当相としての職務に支障をきたす恐れがある。

第二に、勉強会が政局に介入するような活動を行うと、政局の混乱を招く

高市氏は、2021年の総裁選では、安倍晋三元首相の支援を受けていた。しかし、安倍氏の死去により、高市氏は後ろ盾を失った。そのため、高市氏は、来年の総裁選への出馬をにらみ、支持基盤を固めるために、勉強会を活用しようとしているとの見方が強い。

勉強会が政局に介入するような活動を行うと、政局の混乱を招く恐れがある。また、国民の政治不信を高める原因にもなりかねない。

第三に、勉強会が経済安全保障に関する議論を歪める恐れがある

高市氏は、経済安全保障に関して、強硬な姿勢をとっていることで知られる。そのため、勉強会が、高市氏の考えを前面に押し出した議論を行う恐れがある。

経済安全保障は、国家の安全保障と経済の両面に関わる重要な問題である。そのため、多様な意見を踏まえた議論を行うことが重要である。しかし、勉強会が、高市氏の考えを前面に押し出した議論を行うと、経済安全保障に関する議論が歪められる恐れがある。

以上のような理由から、高市氏の勉強会発足について「だめだ」と考える。高市氏は、現職閣僚としての職務に専念し、経済安全保障に関する議論を多様な意見を踏まえて進めていくことが重要である。