尖閣諸島で掘削装置の展開、戦闘の兆候か

掘削装置を尖閣周辺に戦闘開始について

 

中国当局が日本時間23日までに尖閣諸島の周辺海域に天然ガスなどを掘削するための作業装置を運ぶ計画を発表しました。尖閣諸島は日本の領土であり、この行動は日本政府によって危険視されています。

中国の海事局は「勘探8号」という掘削作業装置を東シナ海に運び、目標海域は尖閣諸島大正島から北東におよそ140キロの位置にあります。この海域は日中中間線からも大きく日本側に入り込んでおり、日本政府はこのラインを基に経済水域(EEZ)の境界を設定すべきだと主張しています。

一方、中国はこの海域を含む沖縄トラフまでを自国の排他的経済水域と主張しており、過去にも日中中間線付近でガス田などの開発を行ってきました。しかし、今回の行動は以前よりも大胆で、日本政府関係者は外交問題に発展する可能性が高いと警戒しています。

中国政府は先月、福島第一原発の処理水放出を巡って日本政府を批判しており、この新たな行動により緊張が一層高まる可能性があるとされています。

業装置が尖閣諸島周辺に設置された場合には、緊張がさらに高まるのは必至です。

緊張だけで済むのか心配だ。

絶対にこれは戦闘開始だね。

ちなみに

この中国掘削装置「勘探8号」について

勘探8号は、中国が所有する深海掘削船であり、2012年に就航しました。この船は、海底からの試料採取や地質調査、海底資源の探査などに使用されています。勘探8号は、最大深度7,000メートルまで掘削することができ、世界でも有数の深海掘削船の一つです。また、勘探8号は、中国が独自に開発した技術を使用しており、中国の海洋資源開発に大きく貢献しています。