製造工程の落とし穴:ドコモSIMカード不良ナゼ93万枚に及ぶ大規模問題

ドコモSIMカード不良ナゼ93万枚について

 

「ドコモSIMカード不良ナゼ93万枚」

NTTドコモが約93万枚のSIMカードに製造不良の可能性があると発表し、大規模な交換対応を行うことになりました。この問題は、ドコモ直接の顧客だけでなく、ドコモ回線を利用するMVNO事業者の顧客にも影響を及ぼしています[1][3]。

ドコモのSIMカード約93万枚で通信不良の可能性 交換対応へ

ドコモのSIMカード約93万枚で通信不良の可能性 交換対応へ(ITmedia Mobile)|dメニューニュース(NTTドコモ)

1. 問題の概要
2. 影響を受けるSIMカード
3. ドコモの対応
4. MVNO事業者の対応
5. 利用者への注意事項

 

 1. 問題の概要

NTTドコモは、約93万枚のSIMカードに製造不良の可能性があることを発表しました[1][2]。この問題は、製造工程における一部処理の不足が原因とされています[1]。現在正常に使用できているSIMカードでも、今後不具合が発生し、通信ができない状態になる可能性があることが判明しました[1][4]。

 2. 影響を受けるSIMカード

対象となるのは「ドコモUIMカードVer.6(ライトブルー)」で、2021年12月から2022年10月にかけて製造されたものです[2][3]。具体的には、製造番号が「GD06」で始まるカードの一部が該当します[2]。影響を受ける約93万枚のうち、51万枚がドコモもしくはOCNモバイルONEのユーザー向け、残りの42万枚がドコモ回線を利用するMVNO事業者のユーザー向けとなっています[2][4]。

 3. ドコモの対応

NTTドコモは、該当するSIMカードを持つ顧客を対象に、正常品への無償交換を行うことを決定しました[1][2]。対象となるユーザーには、10月中旬頃から案内はがきを郵送し、交換方法について個別に案内する予定です[1][2]。ドコモは、顧客に対して郵送でのSIMカード返却を求めることはないと明言しています[1]。

 4. MVNO事業者の対応

ドコモ回線を利用するMVNO事業者にも影響が及んでいます[2][4]。NTTドコモはすでにMVNO各社への状況説明を行っており、今後MVNO各社から加入者への連絡が行われる見通しです[3]。日本通信IIJなどのMVNO事業者も、交換方法などを案内しています[2]。MVNO利用者に対しては、各社からの案内を確認するよう呼びかけています[4]。

 5. 利用者への注意事項

1. SIMカードの製造番号を確認し、対象となるかどうかを確認してください[3]。

2. ドコモユーザーは10月中旬以降に届く案内はがきの内容に従って対応してください[1][2]。

3. MVNO利用者は、各事業者からの案内を待ち、指示に従ってください[3][4]。

4. NTTドコモSIMカードの返却を求めることはありません。また、MVNO加入者に対してNTTドコモから直接連絡することもありません[3]。

5. この交換対応を装った詐欺に注意してください。個人情報や金品を要求される場合は、詐欺の可能性が高いので注意が必要です[3]。

 

Citations:
[1] https://smhn.info/202410-docomo-uim
[2] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2410/08/news145.html
[3] https://news.mynavi.jp/article/20241008-3041270/
[4] https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241008/k10014604451000.html
[5] https://japan.cnet.com/article/35224703/
[6] https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1629744.html
[7] https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1629790.html
[8] https://king.mineo.jp/staff_blogs/2648

 

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