超小型USBSSDにUbuntuインストールして持ち運び可能なPCを作ろう

超小型USBSSDにUbuntuインストールについて

 

 

こんにちは、今回は超小型USBSSDにUbuntuをインストールする方法について紹介したいと思います。UbuntuLinuxの一種で、オープンソースで開発されているオペレーティングシステムです。UbuntuWindowsMacと比べて、高速で安定して動作し、カスタマイズ性も高いです。しかし、Ubuntuをインストールするには、通常はパソコンのハードディスクに空き領域を作って、そこにパーティションを切ってインストールする必要があります。これは、パソコンのデータをバックアップしたり、パーティションの操作に慣れていない人にとっては、少し面倒かもしれません。そこで、超小型USBSSDを使って、Ubuntuをインストールする方法をご紹介します。超小型USBSSDとは、USBメモリのようにパソコンのUSBポートに差し込んで使えるSSD(ソリッドステートドライブ)のことです。SSDはハードディスクよりも高速で耐久性が高く、衝撃にも強いです。超小型USBSSDは、その名の通り非常に小さく、ポータブルなので、どこでも持ち運べます。また、超小型USBSSDにUbuntuをインストールすると、パソコンのハードディスクに影響を与えずに、Ubuntuを起動できます。つまり、パソコンのOSを切り替えることができるということです。これは、WindowsUbuntuを併用したい人や、Ubuntuを試してみたい人にとっては非常に便利です。では、具体的な手順を見ていきましょう。

 

出典https://www.iodata.jp/ssp/magazine/257/index.htm

 

まず、必要なものは以下の通りです。

- 超小型USBSSD(容量は16GB以上が推奨)
- UbuntuのISOイメージファイル(ダウンロード先:https://ubuntu.com/download/desktop
- Rufus(ダウンロード先:https://rufus.ie/
- パソコン(WindowsまたはMac

次に、超小型USBSSDにUbuntuを書き込む方法を説明します。

1. Rufusをダウンロードしてインストールします。
2. Rufusを起動して、「デバイス」から超小型USBSSDを選択します。
3. 「ブートセレクション」から「ディスクまたはISOイメージ」を選択し、「選択」ボタンをクリックして、ダウンロードしたUbuntuのISOイメージファイルを指定します。
4. 「パーティションスキーム」は「MBR」、「ターゲットシステム」は「BIOSまたはUEFI」、「ファイルシステム」は「FAT32」、「クラスターサイズ」は「デフォルト」、「ボリュームラベル」は任意の名前を入力します。
5. 「開始」ボタンをクリックして、「書き込みモード」で「ISOイメージモード」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
6. 超小型USBSSDにUbuntuが書き込まれるまで待ちます。

以上で、超小型USBSSDにUbuntuを書き込む作業は完了です。

最後に、超小型USBSSDからUbuntuを起動する方法を説明します。

1. パソコンをシャットダウンして、超小型USBSSDをUSBポートに差し込みます。
2. パソコンを起動して、BIOSまたはUEFIの設定画面に入ります。(方法はパソコンの機種によって異なりますが、一般的には電源ボタンを押した直後にF2キーまたはDeleteキーを連打します。)
3. BIOSまたはUEFIの設定画面で、ブートオーダー(起動順序)を変更して、超小型USBSSDが最優先になるようにします。(方法はパソコンの機種によって異なりますが、一般的には矢印キーで移動してEnterキーで選択し、+キーまたは-キーで順序を変更します。)
4. 設定を保存して、パソコンを再起動します。
5. 超小型USBSSDからUbuntuが起動します。

以上で、超小型USBSSDからUbuntuを起動する方法は完了です。

これで、超小型USBSSDにUbuntuをインストールする方法について紹介しました。超小型USBSSDにUbuntuをインストールすると、パソコンのOSを切り替えることができるだけでなく、パソコンの性能も向上させることができます。UbuntuWindowsMacと互換性のあるアプリケーションも多く、インターネットやメール、オフィスワークなどにも十分使えます。もし興味があれば、ぜひ試してみてください。