乾電池の使用期限 見方について
仕事柄乾電池を売ることもあるのでこの乾電池の使用期限については
気になる所です。表示はマイナス端子面などが多いです。
乾電池は、日常生活に欠かせない電源の一つです。テレビのリモコンや時計、ラジオなど、さまざまな機器に使われています。しかし、乾電池にも使用期限があります。使用期限を過ぎた乾電池は、性能が低下したり、液漏れしたりする可能性があります。液漏れした乾電池は、機器を壊したり、火災や感電の原因になったりする危険があります。そこで、この記事では、乾電池の使用期限の見方について解説します。
乾電池の使用期限とは
乾電池の使用期限とは、製造後に一定の条件下で保管した場合に、保証される最長の使用可能期間のことです。使用期限は、乾電池の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には製造日から数年から数十年です。使用期限は、乾電池のパッケージや本体に記載されています。パッケージには、「使用期限」や「賞味期限」という表記があります。本体には、「EXP.」や「USE BY」という表記があります。これらの表記の後に、西暦と月が書かれています。例えば、「EXP.2025.12」と書かれている場合は、2025年12月までが使用期限です。
乾電池の使用期限を過ぎたらどうなるか
乾電池の使用期限を過ぎたら、どうなるかというと、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 電圧が低下する
- 内部抵抗が増加する
- 液漏れする
- 発熱する
- 爆発する
これらの問題は、乾電池の種類や保管状態によって異なりますが、いずれも機器の故障や安全上のリスクを引き起こします。特に液漏れは、最もよく見られる現象です。液漏れした乾電池は、次のような特徴があります。
- 本体が膨らんでいる
- 本体から白い粉末や水滴が出ている
- 本体が錆びている
- 本体が湿っている
液漏れした乾電池は、絶対に使わないでください。また、液漏れした乾電池を取り外す際は、手袋やティッシュなどで保護し、目や皮膚に触れないように注意してください。液漏れした乾電池は、有害物質を含んでおり、刺激性や腐食性があります。目や皮膚に触れると、炎症ややけどを起こす可能性があります。また、口に入れたり飲み込んだりすると、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。
乾電池の使用期限を延ばす方法
乾電池の使用期限を延ばす方法として、以下のようなことが挙げられます。
- 冷暗所に保管する
- 湿気や直射日光を避ける
- 温度変化を避ける
- 極性に注意して正しく装着する
- 使用しないときは取り外す
- 同じ種類や同じメーカーの乾電池を混ぜない
これらの方法は、乾電池の劣化や液漏れを防ぐために有効です。乾電池は、温度や湿度、光などの環境要因に影響されやすいので、できるだけ安定した条件下で保管することが重要です。また、乾電池は、使用中や使用後に自然放電することがあります。自然放電とは、乾電池の内部で電気が流れ続けることで、電圧が低下する現象です。自然放電を防ぐためには、使用しないときは乾電池を取り外し、極性に注意して正しく装着することが必要です。さらに、異なる種類やメーカーの乾電池を混ぜて使うと、電圧や容量の差によって、互いに放電し合うことがあります。これも乾電池の寿命を縮める原因になります。そのため、同じ種類や同じメーカーの乾電池を使うことが望ましいです。
まとめ
この記事では、乾電池の使用期限の見方について解説しました。乾電池には使用期限があり、使用期限を過ぎた乾電池は性能が低下したり液漏れしたりする可能性があります。液漏れした乾電池は危険なので、絶対に使わないでください。また、乾電池の使用期限を延ばすためには、冷暗所に保管したり、極性に注意して正しく装着したりすることが必要です。乾電池は便利な電源ですが、正しく扱うことで安全に使えます。
液漏れが確かに厄介です。漏れる前に電池ボックスから外すことが肝要です。
