ネット無料賃貸の落とし穴について
インターネット無料の賃貸物件は、入居後すぐにインターネットが利用できる手軽さが魅力です。しかし、その一方で、いくつかの落とし穴があることも知っておきましょう。
1. 回線速度が遅いことがある
インターネット無料賃貸では、建物全体で同じ回線を共有している場合が多いです。そのため、複数の入居者が同時にインターネットを利用すると、回線速度が遅くなることがあります。
特に、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信が発生するサービスを使う場合は、回線速度が遅く感じることがあるでしょう。
2. セキュリティが不安
インターネット無料賃貸では、パスワードが設定されていないWi-Fiが利用できる場合があります。このようなWi-Fiは、誰でも簡単にアクセスできるため、個人情報の漏洩や不正アクセスのリスクがあります。
また、プロバイダが独自のセキュリティ対策を講じている場合でも、完全に安全であるとは言い切れません。
3. 家賃や共益費に上乗せされていることがある
インターネット無料賃貸は、家賃や共益費に回線利用料が含まれている場合があります。そのため、自分で回線契約をする場合と比べて、結果的に割高になることもあるのです。
4. 解約時に違約金が発生することがある
インターネット無料賃貸の契約によっては、解約時に違約金が発生する場合があります。そのため、退去する前に確認しておきましょう。
5. 対応エリアが限られている
インターネット無料賃貸は、対応エリアが限られている場合もあります。そのため、物件を探す前に、対応エリアを確認しておきましょう。
落とし穴を回避する方法
インターネット無料賃貸の落とし穴を回避するためには、以下の点に注意しましょう。
- 回線速度がどの程度なのかを事前に確認する
- セキュリティ対策が万全かどうかを確認する
- 家賃や共益費に回線利用料が含まれているかどうかを確認する
- 解約時の違約金が発生するかどうかを確認する
- 対応エリアを確認する
また、インターネット無料賃貸に魅力を感じるのであれば、自分で回線契約をするのも一つの方法です。自分で回線契約をすれば、回線速度やセキュリティ、料金などを自由に選ぶことができます。
まとめ
インターネット無料賃貸は、手軽にインターネットを利用できるメリットがあります。しかし、回線速度やセキュリティなどのデメリットがあることも知っておきましょう。
インターネット無料賃貸を検討する際は、事前にメリットとデメリットを比較して、自分に合った物件を選ぶことが大切です。
具体的に無料とはいえ、手続きがあるはず。
マンションタイプのインターネットの場合、無料でも通信契約をする必要があります。
マンションタイプのインターネットは、大きく分けて「インターネット完備」と「インターネット対応」の2種類があります。
「インターネット完備」とは、すでに部屋まで光回線が引き込まれていて、プロバイダーと契約すればすぐにインターネットが利用できる状態になっていることです。この場合、プロバイダーと契約する際には、手数料や工事費が発生する場合があります。
「インターネット対応」とは、共用部まで光回線が引き込まれていて、部屋まで引き込むための工事が必要な状態になっていることです。この場合、工事費が発生する場合があります。
どちらの場合も、プロバイダーと契約しなければインターネットを利用することはできません。プロバイダーと契約する際には、月額料金が発生します。
また、インターネット無料のマンションでも、家賃や共益費に回線利用料が含まれている場合があります。この場合、自分で回線契約をする場合と比べて、結果的に割高になることもあるため、注意が必要です。
なお、インターネット無料のマンションの落とし穴として、回線速度が遅いことがある点が挙げられます。建物全体で同じ回線を共有している場合が多いため、複数の入居者が同時にインターネットを利用すると、回線速度が遅くなることがあります。
そのため、インターネット無料のマンションを検討する際は、回線速度やセキュリティなどのデメリットも考慮して、自分に合った物件を選ぶことが大切です。
以下に、マンションタイプのインターネットの通信契約の流れをまとめます。
- 管理会社や大家さんに、インターネットの利用が可能かどうかを確認する。
- インターネットが利用可能であれば、プロバイダーのホームページなどで申し込みを行う。
- プロバイダーから、契約書や必要書類が送られてくる。
- 契約書や必要書類に必要事項を記入して、プロバイダーに提出する。
- プロバイダーから、開通工事の日程を連絡される。
- 開通工事が行われる。
- 開通工事完了後、インターネットが利用可能になる。