那須御用邸 歴史について
那須御用邸は、栃木県那須郡那須町にある天皇や皇族の別荘です。那須御用邸の歴史について、以下のように紹介できます。
- 那須御用邸は、大正15年（1926年）に建設されました。当時皇太子だった昭和天皇（1901〜1989）が、大正12年（1923年）に初めて那須温泉を行幸された際、山々と高原の美しい景観に感動されたことがきっかけでした 。
- 那須御用邸は、主に8月から9月にかけて、天皇や皇族の静養の場として利用されてきました。本邸は大正15年7月に完成し、付属邸は昭和10年（1935年）に完成しました。ご休憩所の嚶鳴（おうめい）亭もあります。
- 那須御用邸は、東京ドーム142個分、皇居の6倍近い広大な敷地を有しています。敷地内には豊かな自然が広がり、多様な動植物が生息しています。平成19年（2007年）には、天皇明仁の意向を受けて、敷地の約半分の570ヘクタールが宮内庁から環境省に移管され、日光国立公園那須平成の森として一般開放されました。
- 那須御用邸は、平成23年（2011年）に発生した東日本大震災の際にも、被災者に対する支援活動を行いました。天皇・皇后の意向により、福島県から避難した被災者に対して風呂などの一部施設を開放しました。
- 那須御用邸は、令和5年（2023年）8月に4年ぶりに利用されました。新型コロナウイルス感染症の流行により静養が控えられていた天皇・皇后や秋篠宮家が訪れました。
以上が、那須御用邸の歴史についての簡単な紹介です。那須御用邸は、天皇や皇族の静養だけでなく、国民と自然とのふれあいや被災者支援など、さまざまな役割を果たしてきた貴重な施設です。
那須御用邸にはエアコンはあるのでしょうか。この疑問に答えるために、私は那須御用邸の歴史と構造について調べてみました。那須御用邸は昭和11年に建設され、天皇や皇族の保養所として使われてきました。那須御用邸は木造平屋建てで、敷地面積は約1万平方メートルです。那須御用邸の中には、居間や寝室、書斎、食堂、台所などがありますが、エアコンは一切ありません。なぜなら、那須御用邸は自然の風や日差しを利用して快適に過ごせるように設計されているからです。また、那須御用邸は高原に位置しており、夏でも涼しく冬でも暖かいという気候条件があります。したがって、那須御用邸にはエアコンは必要ないと言えるでしょう。
とはいえ
「天皇ご一家が滞在されている現在も、栃木県那須町の連日の最高気温は30度以上で湿度もあり、けっして涼しくありません。じつは、本邸と附属邸には現在も冷房はなく、天皇ご一家は扇風機と自然の風で暑さをしのがれているのです」（皇室担当記者） まさに“過酷避暑”を過ごされている雅子さまだが、建物そのものの“倒壊危機”も指摘されているというのだ。 「本邸は築97年、附属邸は築88年と、かなり老朽化しています。宮内庁は耐震工事などの改修を行ってきましたが、安全性を懸念した地元の人々がグループを立ち上げて、2019年に建て替えなどを求める署名活動を始めているほどなのです」（前出・皇室担当記者）地元の人々の心配を理解されていたとしても、冷房ナシ、安全性への懸念もある附属邸でのご静養には、天皇陛下と雅子さまのご覚悟が表れていて――。 「日々のお暮らしのなかで、倹約を大切にされているお気持ちを徹底されている天皇陛下と雅子さまは、コロナ禍や物価高で苦しい生活をしている国民にお心を寄せられていますし、“御用邸を新築したい”と希望されることはないでしょう」（前出・宮内庁関係者） 過酷な環境でも雅子さまは“国民と苦労を分かち合う”というお心を片時もお忘れにはならない。
出典
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cc0ac930f0cc9fd429c3cb656e4ac27d4c73707?page=2
まじめな陛下雅子さまなんとかできないものでしょうか。
