【AT限定から普通第二種へ】普通第一種運転免許AT限定保有者のための普通第二種免許取得ガイド

普通第一種運転免許AT限定保有者は、普通第二種運転免許を取得することができるかについて

 

普通第一種運転免許AT限定保有者は、普通第二種運転免許を取得することができるか

近年、公共交通機関の利用者減少や高齢化社会の進展に伴い、タクシーやバスなどのドライバーの需要が高まっています。しかし、これらの車両を運転するには、普通第二種運転免許が必要となります。

一方、近年では、AT車の普及により、普通第一種運転免許(AT限定)を取得する人が増えています。しかし、AT限定免許ではタクシーやバスなどの車両を運転することはできません。

そこで本記事では、普通第一種運転免許(AT限定)保有者が、普通第二種運転免許を取得することができるのかについて解説します。

 目次

1. 普通第一種運転免許(AT限定)とは
2. 普通第二種運転免許とは
3. 普通第一種運転免許(AT限定)から普通第二種免許へ
    * 条件
    * 取得方法
    * 教習内容
    * 費用
    * その他
4. まとめ

 


1. 普通第一種運転免許(AT限定)とは

普通第一種運転免許(AT限定)は、自動変速機(AT)車のみを運転できる免許です。

取得条件

満18歳以上
指定された学科試験と技能試験に合格する

有効期間

5年間

更新方法

有効期限内に講習を受講し、適性試験に合格する

その他

普通第一種運転免許(AT限定)は、国際免許証の対象となります。
2023年1月13日以降に免許を取得した場合は、5年間は高速道路を運転することができません。
2. 普通第二種運転免許とは

普通第二種運転免許は、白ナンバーのバスやタクシーなどの車両を運転できる免許です。

取得条件

満21歳以上
普通第一種運転免許を取得してから3年以上経過していること
指定された学科試験と技能試験に合格する

有効期間

3年間

更新方法

有効期限内に講習を受講し、適性試験に合格する

その他

普通第二種運転免許は、国際免許証の対象となります。
3. 普通第一種運転免許(AT限定)から普通第二種免許へ
条件
普通第一種運転免許(AT限定)を取得してから3年以上経過していること
満21歳以上であること
一定の教習を修了すること
取得方法
教習所で教習を受ける
免許試験場で学科試験と技能試験に合格する
教習内容
普通第一種運転免許(AT限定)で習得していないMT車の技能
旅客運送に関する知識
費用
教習所の費用:約19万円~
試験手数料:約4,800円
その他
普通自動車免許(MT限定)を持っている場合は、MT車の技能教習のみで普通第二種免許を取得できます。
一発試験での受験も可能ですが、合格率が低いため、教習所での取得が一般的です。
4. まとめ

普通第一種運転免許(AT限定)保有者は、一定の条件を満たせば、普通第二種運転免許を取得することができます。

普通第二種免許を取得することで、タクシーやバスなどの車両を運転することが可能となり、就職の選択肢が広がるなどのメリットがあります。

もし、普通第二種免許の取得を検討している場合は、教習所等に相談してみてはいかがでしょうか。

 

補足

ところで普通第二種運転免許(AT限定)ってあるのでしょうか?

普通第二種運転免許(AT限定)について

結論:

普通第二種運転免許(AT限定)はありません。

普通第二種免許は、白ナンバーのバスやタクシーなどの車両を運転できる免許ですが、AT車限定の免許は存在しません。

**普通第一種運転免許(AT限定)**をお持ちの方で、普通第二種免許を取得したい場合は、MT車の技能教習を受けることで取得できます。

MT車の技能教習は、普通自動車免許(MT限定)をお持ちの方であれば教習時間の短縮が可能です。

普通第二種免許取得には以下の条件を満たす必要があります。

満21歳以上であること
普通第一種運転免許を取得してから3年以上経過していること
指定された学科試験と技能試験に合格すること

教習内容には、普通第一種運転免許(AT限定)で習得していないMT車の技能と、旅客運送に関する知識が含まれます。

費用は、教習所によって異なりますが、約19万円~です。

その他、一発試験での受験も可能ですが、合格率が低いため、教習所での取得が一般的です。

普通第二種免許を取得することで、タクシーやバスなどの車両を運転することが可能となり、就職の選択肢が広がるなどのメリットがあります。

もし、普通第二種免許の取得を検討している場合は、教習所等に相談してみてはいかがでしょうか。