ETCカード挿しっぱなしの危険性とは?盗難・不正利用・ICチップ破損などのリスクを解説

etcカード挿しっぱなし危険について

 

ETCカード挿しっぱなしの危険性

ETCカードは、高速道路などのETCゲートで料金を支払う際に使用するカードです。最近では、ETCカードを車載器に挿しっぱなしにしておく人が増えています。しかし、ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、さまざまな危険にさらされる可能性があります。


ここでは、ETCカード挿しっぱなしの危険性について、具体的に説明します。

盗難のリスク

ETCカードは、クレジットカードやデビットカードと連携して利用されることが多いため、盗難のリスクが高くなります。ETCカードが盗難されると、不正利用されて多額の請求が来る可能性もあります。

実際に、ETCカードの盗難による被害は少なくありません。警察庁の統計によると、2022年のETCカードの盗難被害件数は、約7,000件に上りました。

ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、車から離れる際にもカードが車内に残り、盗難のリスクが高くなります。

不正利用のリスク

ETCカードが盗難されると、不正利用される可能性があります。不正利用されると、多額の請求が来る可能性があり、被害額は数百万円に上ることもあります。

ETCカードの不正利用は、インターネット上で行われることが多く、被害に気づきにくくなっています。

また、ETCカードにはICチップが搭載されており、ICチップの情報を読み取ることで不正利用することも可能です。

ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、ICチップの情報を読み取られやすくなり、不正利用のリスクが高くなります。

ICチップの破損・カードの変形のリスク

ETCカードは、ICチップが搭載されているため、ICチップが破損したり、カードが変形したりすると、使用できなくなる可能性があります。

ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、カードが折れたり、曲がったりしやすくなり、ICチップの破損やカードの変形のリスクが高くなります。

また、車載器の接触不良によって、ICチップが破損する可能性もあります。

カードの劣化のリスク

ETCカードは、長期間使用していると、カードの劣化によって使用できなくなる可能性があります。

ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、カードが折れたり、曲がったりしやすくなり、カードの劣化のリスクが高くなります。

また、車載器の接触不良によって、カードが傷つくことで、カードの劣化のリスクが高くなります。

ETCカード挿しっぱなしの対策

ETCカード挿しっぱなしの危険性を理解し、対策を講じることが大切です。

ここでは、ETCカード挿しっぱなしの対策について、具体的に説明します。

ETCカードは使用しないときは必ず取り出す

ETCカードは、使用しないときは必ず取り出すようにしましょう。車から離れる際にも、ETCカードが車内に残っていないか確認することが大切です。

また、ETCカードを車から離れる際に車内に置く必要がある場合は、セキュリティボックスなどに入れておくと、盗難のリスクを減らすことができます。

ETCカードの紛失・盗難に備えて、利用明細をこまめに確認する

ETCカードの紛失・盗難に備えて、利用明細をこまめに確認するようにしましょう。利用明細に身に覚えのない請求があった場合は、すぐにカード会社に連絡しましょう。

また、ETCカードの紛失・盗難の際には、速やかにカード会社に連絡して、利用停止の手続きをとるようにしましょう。

ETCカードのICチップ保護シートを貼る

ETCカードのICチップ保護シートを貼ることで、ICチップの破損を防ぐことができます。

ICチップ保護シートは、ETCカードのICチップ部分に貼るだけで、簡単に取り付けることができます。

ETCカードの使用頻度に合わせて、カードを複数枚用意する

ETCカードの使用頻度に合わせて、カードを複数枚用意しておくと、1枚のカードが盗難や不正利用された場合でも、他のカードを利用できるため、被害を最小限に抑えることができます。

まとめ

ETCカード挿しっぱなしは、さまざまな危険にさらされる可能性があります。ETCカードを挿しっぱなしにしておくと、盗難、不正利用、ICチップの破損・カードの変形、カードの劣化、接触不良などのリスクが高くなります。

ETCカード挿しっぱなしの危険性を理解し、対策を講じることで、被害を防ぐことができます。