自動車のエンジンルームを清掃する手順と注意点まとめ

エンジンルーム掃除の仕方について

自動車のエンジンルームは、走行中に飛び散った泥や砂、オイルなどの汚れで汚れやすい場所です。そのまま放置しておくと、エンジンの冷却や性能に影響を与える恐れがあります。また、汚れが蓄積すると、虫やヘビなどの小動物が住み着く原因にもなります。

エンジンルームを清掃することで、エンジンの状態を良好に保ち、燃費の向上や車の寿命を延ばすことができます。また、見た目もきれいになるので、愛車をより長く大切に使うことができます。

ここでは、自分でできるエンジンルームの清掃方法をご紹介します。

準備するもの

エンジンが冷えていなければ、火傷などの危険があります。エンジンが暖かい場合は、水をかけたり、エンジンクリーナーを吹きかけたりしないように注意しましょう。

バッテリーやヒューズボックスなどの電装系に水がかかると、故障の原因になることがあります。ビニールシートや養生テープで、これらの部分を覆って防水処理しましょう。

エンジンクリーナーを吹きかけて、汚れを浮かび上がらせます。エンジンクリーナーは、エンジンの汚れや油汚れに効果的な専用品を使用するのがおすすめです。

ブラシやタオルを使って、浮いた汚れを拭き取ります。ブラシは、細かい部分の汚れを落とすのに便利です。タオルは、広い面の汚れを拭き取るのに便利です。

エンジンクリーナーを洗い流します。水道のホースやバケツで、エンジンルームの隅々まで洗い流しましょう。

水滴が残っていると、錆や腐食の原因になるので、しっかりと乾燥させます。乾燥させるには、エアコンの送風や、ドライヤーを使うと便利です。

エンジンルームの清掃は、年に1〜2回程度を目安に行いましょう。走行距離が長い場合や、走行環境が悪い場合は、汚れが溜まりやすいので、頻繁に清掃することをおすすめします。

今回ご紹介した手順を参考に、自分でエンジンルームを清掃してみてはいかがでしょうか。

もっと簡単にウエスでするやり方は

エンジンルームを清掃する際に、ホースやブラシを使うと、水や汚れが飛び散って、周囲を汚してしまうことがあります。また、電装系に水がかかってしまう危険性もあります。

そこで、ウエスで清掃する方法がおすすめです。ウエスで清掃する方法は、以下のとおりです。

この方法であれば、水や汚れが飛び散ることなく、簡単にエンジンルームを清掃することができます。また、ブラシを使うと塗装が傷つくことがあるため、ウエスを使うことで塗装を傷つけてしまう心配もありません。

ただし、ウエスで清掃する際には、以下の点に注意しましょう。

ウエスで清掃する方法は、手軽にエンジンルームを清掃したい方におすすめです。

エンジンクリーナーを使うと

水で流さないといけないので、水がかかってしまうとまずい所もあるので

難しい。

エンジンクリーナーを使うと、汚れを浮かび上がらせて落とすことができます。しかし、水で流さないと、エンジンクリーナーが残ったままになり、塗装やゴム部品などを傷める原因になることがあります。

そのため、エンジンクリーナーを使う際には、電装系やエンジンの周辺など、水がかかってはいけない部分をしっかりと確認してから使用することが大切です。

水がかかってはいけない部分は、以下のとおりです。

これらの部分に水がかかった場合は、ショートや故障の原因になることがあります。

水がかかってはいけない部分が分からない場合は、エンジンクリーナーを使わないほうが安全です。ウエスで清掃する方法であれば、水の量を少なく抑えて清掃できるので、水がかかってはいけない部分に水がかかってしまうリスクを減らすことができます。

また、エンジンクリーナーを使う際には、以下の点に注意しましょう。

エンジンクリーナーを正しく使用することで、エンジンルームをきれいに保つことができます。