迷子から戻った子犬
ある日、小さな子犬のポチは、散歩中に飼い主のおじいさんとはぐれてしまいました。ポチはおじいさんを探して走り回りましたが、どこにも見つかりませんでした。
ポチはとても怖くて寂しくなりました。
ポチは一人で街をさまよいましたが、どこも見知らぬ場所でした。
車や人や犬がたくさんいて、ポチは迷惑がられたり、怒られたりしました。
ポチはお腹が空いても食べ物を見つけられませんでした。
ポチは泣きながら道端に寝ました。
その夜、ポチは夢を見ました。
おじいさんと一緒に暮らしていた幸せな日々のことを見ました。おじいさんはポチを優しく撫でてくれたり、美味しいご飯を作ってくれたりしました。
ポチはおじいさんの笑顔が大好きでした。ポチは夢の中でおじいさんに「助けてください」と言いました。
翌朝、ポチは目を覚ましました。すると、目の前におじいさんの顔がありました。
おじいさんは「ポチ、やっと見つけたよ」と言って抱きしめてくれました。ポチは驚いて喜びました。おじいさんは「昨日から探してたんだよ。心配したよ」と言って涙を流しました。
ポチはどうやっておじいさんに見つかったのでしょうか。
実は、おじいさんはポチが迷子になったときに警察に届け出を出しました。
そして、警察はポチの写真や特徴をインターネットに掲載しました。その写真を見た人が、道端で寝ているポチを発見して警察に連絡したのです。
おじいさんと再会したポチはとても幸せでした。
おじいさんもポチも笑顔で家に帰りました。二人はこれからも仲良く暮らしていきました。そして、散歩に行くときは必ずリードをつけるようになりました。
