兜率天とは、56億7000万年後

兜率天(とそつてん、TuṣitaTusita)は、仏教の世界観における天界の一つであり、三界のうちの欲界における六欲天の第4の天である[1]都率天覩史多天などともいう[1]兜率天には内院と外院があり、内院は将来となるべき菩薩が住む所とされ[2][注釈 1]、現在は弥勒菩薩が内院で説法をしているという[2]。外院には天衆が住む[2]兜率天浄土の一つともされており[3]弥勒信仰の発展とともに、兜率往生の思想も生じた[4]Wikipedia

 

出典

https://www.mikkyo21f.gr.jp/kukai-art/cat25/post-59.html

 


兜率天(とそつてん)は、真言密教における重要な存在であり、転生と再生の概念が深く結びついています。

真言密教は、仏教の一派であり、ヴァジュラヤーナ仏教とも呼ばれ、密教の特有の儀式と教義によって修行を行う宗派です。

兜率天による転生と再生の教えは、以下のような要点で説明されます。

1. 兜率天(とそつてん)の役割:
兜率天は、仏教の天部(てんぶ)の一つであり、善悪の業(ごう)によらず、多くの信者を救済する力を持つとされています。彼は多くの宇宙的な寿命を持ち、極めて長い時間を生き続ける存在とされています。

2. 56億7000万年後の再生:
真言密教の教えによれば、兜率天の世界に死後の魂が転生するとされています。この転生は、死後の間際に特定の真言や呪文を唱え、兜率天の庇護を受けることで可能とされています。その結果、人々は死後に兜率天の世界で再び生を得ることができるとされています。

太陽系の寿命が100億年と言われており

現在47億年経過していることが昨今の科学で分かってきました。

あと57億の残りとすれば

この話が本当とすれば

太陽系が亡くなっている可能性が高い。

仏教はそこまで分かっていたのか不思議です。

 

3. 輪廻と救済:
真言密教では、輪廻(りんね)という概念が重要視されます。輪廻とは、生と死が絶え間なく繰り返される輪回のことであり、この輪廻からの解脱を目指して修行を積むことが重要視されます。兜率天による再生も、輪廻からの一時的な救済手段とされています。

4. 真言や呪文の力:
真言密教では、特定の真言や呪文が強力な霊力を持ち、転生の実現や救済に寄与するとされています。これらの真言や呪文は秘密の教えとして伝えられ、真言を唱えることによって霊的な成長や目的の達成を図ることができるとされています。

5. 修行の重要性:
真言密教では、転生や救済を得るために修行が不可欠だとされています。修行は、真実を見極め、自己の浄化と覚醒を促す過程であり、真言や呪文を唱えるだけでなく、日常生活の中での思考や行動にも意識を向ける必要があります。

真言密教の教えにおいて、兜率天による再生は、輪廻からの一時的な救済として位置づけられています。しかし、より究極の目標は、修行によって輪廻からの解脱を達成し、仏性を覚醒させることにあります。真言密教の教義は奥深く、一言では完全に語り尽くせない教えが多く含まれていますが、兜率天と再生の概念は、その中でも重要かつ特異な要素として捉えられています。

 

真如苑はこの真言密教の流れ組む宗派です。